防災頭巾の体験談

東北大震災の時は子供二人が幼稚園でお世話になっていました。
その直後に幼稚園主催で地域のお年寄りを招いて、防災頭巾を作る教室が開かれました。出席は任意だったのですが、その後は子供が幼稚園にいる際の備えとして防災頭巾を常備しておくことにするルールが生まれたので、私もいい機会だからと出席を決めました。幼稚園のママたちですから、裁縫の得意でない人もいるという前提で簡単な作り方を提案してくれたので助かりました。
材料はキルティングの布と中綿と紐かマジックテープだけです。キルティングの布は2重にして、中に中綿を入れて縫うだけ。あとは紐をつけるか、マジックテープで止められるようにすれば完成です。
縫うのは直線縫いだけなので、手縫いでできます。
家でミシンが使える人は、それでもいいということでした。

 

中綿が中で偏らないように止め縫いをするのですが、これもだいたいで構わないということだったので二人分でも直ぐにできました。その後、子供達は幼稚園で防災頭巾を使って地震が来た時の訓練を何度も行ったようです。まだ寒い時期だったので、子供達は「あったかい」と喜んで被っていました。
あまりにも簡単だったので、私は家族用にも作ることにしました。
大人用なので地味目のキルティングを選び、誰のかわかるように別の種類を選んで。
工夫をしてファスナーを付けたら使い易くなるんじゃないかとか考えてみましたが、シンプルな方が結局は便が良いようです。
私の技術にも限界がありますので。
これが家族にもかなり好評でした。

 

計画停電が催されたので、家の中で頭巾をかぶると温かく、寒さも気になりません。頭巾は首回りを温めてくれるので、重宝しました。
計画停電が終了した頃から使わなくなり、今では防災グッズのリュックサックの隣に常備してあります。防災頭巾は頭を守り、寒さ対策にもなり、ヘルメットよりも被った時の安心感に優れていると思います。もう子供達も大きくなったのでそろそろ作り変えなくては間に合わない頃でしょう。
でもあると安心なので、きちんと備えておくつもりです。